2006年06月05日19:39星バウ感想
Comments(4)TrackBack(2)観劇 
ネット復帰(・∀・)ノ早っ!(笑)
一時的に調子悪いだけだったようです。安心。

6月3日に観てきました。
バウ・ミュージカル『フェット・アンペリアル』−帝国の祝祭−
あらすじの重要な部分に触れるネタバレはありません。たぶん?

公式であらすじを読んで難しそうな話だな〜、と思っただけで、
ウメが出る事は楽しみだったけど、すごく期待していたわけでもなく、
適当な気持ちで臨んだ観劇だったのですが、

想像以上に良すぎた。

本当に脚本がいい。大野君やるね。髪切ろうよ<関係ない
ほんっとうにビックリしました。

しいさん。
「新米スパイ」のウィリアム。
彼はけっこうしいさんの素に近いんじゃないかと思いました。
しいさんは太陽のような人だよって前どっかで聞いたんですけど、
太陽というより、日だまりのような人だなと思いました。
そこにみんなが安らぎを求めていつの間にか集まってきそうな感じというか。
太陽のようにカっと照りつける光ではなく、
基本的には暖かくふんわり包んでくれる光なんだと思います。
ウィリアムがそういう役作りなのか、彼女自身がそういう人間なのか、
しぃさんをよく知らない私は分かりませんが。
ウィリアムはちょっと頼りなくて、
貴族だけれど、出生にいろいろ問題があって、
コンプレックスを抱えてずっと生きてきた人です。
社交の場は苦手、ダンスが苦手、女性も苦手。
自発的にあえて何かをする事のない人間だと思うんです。
だけど、すごく強い芯を持っているんですね。
そして少年のように純真で真っ直ぐ。
エンマに対して恋とも呼べないくらいの淡い恋心を抱き始めるあたりが、
かわいいな〜コイツ(*´д`)って感じで(笑)
その真っ直ぐさが爆発して、
エンマをかっさらって一時の駆け落ちという事やっちゃったり。
手を繋いで追っ手から逃げる男女二人。
ありがちな展開ですが、かなりときめきます。

ウメ。俺のウメ。
実在した高級娼婦の役です。この作品では英国のスパイということになってます。
本名はエンマ、源氏名はコーラ・パール。
最初は女剣士の次は女スパイか!!と軽く浅く楽しみだったのですが、
そんな単純なものじゃなかった。
自らの意志ではなくエイジェントにならざる得ない理由があるエンマ。
エンマという女性は、一見強く見えるけれど、本当はすごく弱い。
いつ切れるか分からない細い糸の上を歩いている、そんなイメージでした。
声を上げて笑っていても、消えそうな瞬間があるんです。
客席で見ていて、思わず手を伸ばして掴みたくなるくらいに、
儚い表情や、背中を見せるんです。
誰にも自分の中に入らないようにドアを閉めているけど、
全身で救いを求めてるんです。
本当に、本当にリアルな「一人の女性、人間」でした。
リアルだから、見ているこっちも話の世界にすごく引き込まれましたね。
ウィリアムに何度も「馬鹿ね」という台詞を言うのですが、
その台詞一つで彼女自身の心情も、ウィリアムへの気持ちの変化も凄く上手に表現されているんですよ。
うん、オススメは「馬鹿ね」ですね。
物語の終盤のエンマが焼き付いて忘れられません。
糸が切れて、足場を無くした彼女が崩れて行く様子。
けれどそれは絶望ではなく、救いなんですよ。
ウィリアムにしがみつく手が、服に食い込むくらい指を曲げているのが泣けます。
ずっと、そんな風に誰かにすがりたかったんだなって。
抱き留めて欲しかったんだなって。

とよこ。
ウィリアムの相棒、ニール。
最初一瞬だけ悪役っぽいけど、一番愛すべきキャラだと思う。
悪ぶってるけど、本当はどうしょうもなくイイ奴パターンです。
いろいろ笑わせてくれます(笑)
本人スカステの座談会で、「石を投げられるような悪い奴目指したい」と言ってたらしいですが、
無理無理!!!みんなきっとあなたにに投げますから!!(笑)
彼の恋も結構可愛いです。

南海まりちゃん。
ナポレオン三世の元愛人。この人もスパイという設定。
あのね、すごい。
凄すぎて教えられない(笑)
あんなにふわっとした花のような見た目の娘役なのに、
溢れて止まらないすごつよオーラ。
心底南海まりちゃんを尊敬しました。
あんたは芸人役者だ。
やっぱ歌上手いなあ〜。

麻尋しゅんちゃん。
ウィリアムの弟。
とにかくビジュアルが萌え(*´д`)
「兄さん」に萌え(*´д`)
後半の兄弟のやりとりは、真剣にうるっと来ました。
出番は少ないですが、すごく深く役作りしたんだろうなと感じる演技でした。

萬あきらさん。
ウィリアムの上司。
間違いなくあなたがビジュアルキング
私を萌え死にさせる気ですか!?
死んでも後悔しません!!。・゚・(ノД`)・゚・。
だって、黒い軍服に黒い眼帯。
黒い軍服に黒い眼帯。
しつこいようですが黒い軍服に黒い眼帯。
おじさま好きの方なら、彼を見るだけでも元は取れます。マジで。


本当に、劇場に行ける人は行って欲しいです。
このお芝居は流れを見ていく中でやっと、台詞やそれぞれの役の魅力、作品自体の魅力が生きてくるので、
言葉では上手く表せません。
本当に見て欲しいんです。見ないと分かりません。
口コミで評判が広がって、公演の終盤にチケ難になるパターンだと踏んでます。
褒めすぎ?
しかし、いい芝居を見た。とっても充実感。


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フェット・アンペリアルの感想
2. 陽だまりとガラス細工  [ 甘い生活。 ]   2006年06月13日 00:44
星組バウホール公演『フェット・アンペリアル −帝国の祝祭−』。 6月10日マチネの所見。 なんていうか、 …良かったです(直球) 適度にメリハリがあって見た目も美しくて、何より当て書きが素晴らしい。 ひとりひとりの持ち味が、物語の力を何倍にもふくらませてる...

この記事へのコメント

1. Posted by IDAKO   2006年06月05日 23:32
まさちかさーん。・゚・(ノД`)・゚・。

私も「フェット」大感動して帰ってきた人間です。
まさちかさんのウメへの感想がたいそう素晴らしいと思いました!!

>いつ切れるか分からない細い糸の上を歩いている、そんなイメージでした。
まさしくそうそうそうな感じでした。素晴らしい感想をありがとうございました!(握手)

私は絶対リピートします!
2. Posted by まさちか   2006年06月07日 14:31
>IDAKOさん
IDAKOさーん。・゚・(ノД`)・゚・。
大感動ですよね!?よね!?
あの表面的なはつらつさとは裏腹に、
滲み出る内面の危うさがもう痛々しくて。・゚・(ノД`)・゚・。
てかウメまじ役者!!
私もリピートすることになりました(*´∀`)ノ
3. Posted by yuzukism   2006年06月08日 13:08
Acrossがあってエンカレがあって
レオンバウがあってさらにコパとしいバウ…
星担にとってはまさに天国状態ですな、ここ2ヶ月。
(組子さんには地獄そのものでしょうが)

当然イチ地方ヲタ、どれも観れません(ToT)。
ただでさえしいウメすず…と好みの布陣なのに
オーノ氏作で鯉のぼる先輩にバンケイ様。
たまらないですねしいバウ。

バンケイ様の黒い眼帯に軍服
黒い眼帯に軍服…
黒い眼帯に…(もうええっちゅねん)
おぢ様スキーとしては見たいです、激しく見たいです。
4. Posted by まさちか   2006年06月13日 02:38
>yuzukismさん
あわわ、返事がおそくなってすみません;
yusumoonさんではない…のですか…?
兄弟ですか?(笑)

萬パパの軍服&眼帯はマジやばいっすよ?
あれは激しく見て欲しいです。
写真集出して欲しいくらいヤバイです。

ほんと今回のバウはいろいろ素敵すぎでした(´∀`)

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